うつ病九段

うつ病九段

更新ステータス
マンガ
作者
先崎学 河井克夫
掲載誌
文春e-book
出版社
文藝春秋
5 (4)

内容紹介

プロ棋士がうつ病になり、将棋を指せなくなって……。先崎学のベストセラー手記『うつ病九段』を完全コミカライズ!人気プロ棋士の先崎学九段を“うつ”が襲ったのは、47歳の誕生日の翌日でした。頭がどんよりと重く、将棋を指しても対局にまったく集中できない。1日のうち、何度も電車に飛び込む自分の姿が脳裏をよぎるようになります。「学、入院するんだ。このままでは自殺の恐れがある」精神科医の兄からのアドバイスによって、先崎さんは精神病棟への入院を決意します──。本書は、うつ病で1年間の休場を余儀なくされた先崎さんの闘病エッセイを、漫画家の河井克夫さんが漫画化したもの。文藝春秋のニュースサイト「文春オンライン」で連載され、累計564万PVを記録する大きな反響を呼びました。朝起き上がれない。活字が頭に入らない。詰将棋も解けない……。そんなドン底の状態から、いかにして先崎さんは自分と将棋を取り戻していったのか。現役復帰を果たすまでの軌跡が、ユーモラスかつ繊細なタッチで描かれます。「お見舞いには”みんな待ってます”の一言を」「うつ病にとって散歩は薬」「規則正しい日課で生活ズムを取り戻す」等々、”うつヌケ”のための実用的なヒントも満載です!


レビュー1

5/52021/01/11 くろぐろ

鬱病の辛さがリアル。 わかるわかる、そうそうと思うことばかり。 まだまだ認知はされても鬱病の本当の理解はされない現状の世の中。 鬱病になったことのない方は本書を読んで疑似でも体験してほしい。 本書の中で先崎さんが対局を望むが、出来ないという描写がある。 鬱病ではなく患った病が癌などの死に繋がる病ならば、先崎さんは這いつくばってでも対局に向かったはず。 鬱病は、それができない病。


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