清少納言 梛子

華つづり夢むすび ―清少納言 梛子―

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
藤原眞莉 鳴海ゆき
掲載誌
集英社コバルト文庫
出版社
集英社
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内容紹介

月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子――その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、「遠い記憶を視る能力」があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は最初の五文字を綴った。「このそうし(草紙)」と。


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