男社会がしんどい ~痴漢だとか子育てだとか炎上だとか~

男社会がしんどい ~痴漢だとか子育てだとか炎上だとか~

更新ステータス
マンガ
作者
田房永子
出版社
竹書房
4 (26)

内容紹介

働けなくて苦しい、働かなきゃいけなくて苦しい…。保育園不足問題のときも、コロナのときも、国は助けてくれない。性暴力の裏にも被害者を黙らせる、都合のいい法律があった。私たちに理不尽を押し付けてくる日本。根深い男社会。*****目次はじめに第1章 痴漢犯罪はなぜなくならないのか第1話 痴漢被害に遭う中学生を放っておく大人たち第2話 痴漢犯罪がなくならない理由のひとつ第3話 痴漢はなぜ痴漢をするのか第4話 「防犯意識が薄い」と責任転嫁される女子高生第5話 知らずのうちにみんなで痴漢犯罪を伝承させている第6話 被害者たちの黙る歴史第7話 「痴漢加害者のほうが大変だ」という凶暴な主張第8話 明治の女性差別が平成にも残ったまま第9話 痴漢の頭の中第2章 女が家事育児する前提で作られた社会第10話 女性差別なんてあるわけないと思ってた第11話 どうして女が仕事をやめなきゃいけないの?第12話 「保育園が足りない問題」の奥に潜むもの第13話 土の中にいた母たちの時代第14話 女同士を対立させ根本的な問題から目を逸らせる第15話 「保育園落ちた日本死ね」の正しさ第3章 男の利権をつぶすおばさんに仕立て上げられ炎上第16話 コンビニの成人誌コーナーはおかしい第17話 女性を虐める性的ジャンルが「健全」とされる男社会第18話 伝え方を変えてみたら大変なことに第19話 男社会には伝わらない*****「痴漢」でなぜか、被害者が責められる「女性が働く」ことをよく思わない人たち「エロを潰そうとするモンスター」に仕立て上げられ炎上する著者女性の話に聞く耳を持たない社会――。★単行本カバー下画像収録★


レビュー21

5/52024/11/05 mmm

痴漢犯罪についてとても勉強になりました。 わたしも田舎から都会に出てきて初めて被害に遭った時にはどうしたらいいか分からなくて本当に怖かった。アイツらは病気です。多分男性が性犯罪についての理解力がないのは自分より力が強くて何かされたら絶対に負けてしまう性の存在がいないならだろうなと思います。力で勝てない相手に反抗して、何かされたらどうよう。という命を脅かされる体験をする事ってまずないでしょうから。

5/52024/07/15 ベレち

子供の頃からモヤモヤしていた事。 全くその通りだと共感しか無かった。 性犯罪者が捕まると「酒に酔っていた」「仕事でストレスが溜まってた」「よく覚えていない」等の言い訳を並べていて「覚えて無いなら仕方無い」みたいな風潮だけど、大抵の痴漢は用意周到でとても出来心なんかなワケ無いと憤慨していました。 多くの人に読んでもらいたいと思ってます。


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