内容紹介
運命が、そこにいた。半人半馬の生き物「人馬(じんば)」が、この世に在った証の物語。墨佳遼による人外話譚、ここに堂々完結。戦禍に追われ、絶望の道を行く松風たちは果たして……そのころ、幼き小雲雀は、人間に囲われて過ごしていた。美しさゆえ人間たちには気に入られるが、虜囚の人馬たちの恨みを買う。そんな中でも生きようと、悲しいまでの強かさを身に着けていく――墨佳遼が全身全霊で描いてきた和風ファンタジー、これにて閉幕!! 【目次】第六話/第七話/第八話/第九話/第十話/第十一話
レビュー2
5/52023/01/05 non
苦しくて切ないけど、素敵なお話でした。 1巻を買って気付けば全部読んでいました。
5/52022/04/05 HIR0(ひろ。)
小梅ちゃんのたくましい生きる力と、それに目を覚ますも松風に異名の付いた理由、そして小雲雀の松風という救世主に出会うまでの葛藤が涙なしでは読めませんでした。全6巻、濃くもあっという間でした。素敵な作品をありがとうございました。