内容紹介
人生に絶望した男と、亡き姉の子と暮らす女。出会うべくして、出会ったふたり。心ない親の下で幼少期を過ごし、やがて天涯孤独になった陽介。どん底で出会ったのが、亡き姉の子・ケンジと暮らすナツキだった。けれどーーー陽だまりのような日々は突然、手の平からこぼれ落ちてしまう。…そっくりな耳をした、陽介とケンジを残して。「さらば、佳き日」の茜田千が紡ぐ、残酷で温かいーー人生の物語。描き下ろし10ページ収録!
レビュー6
5/52021/09/26 *1004*
購入して良かったです! 結局、真実を知ったところで別に何も変わらなかったんだろうなと思う。 あの3人は家族だったし、ナツキとようすけは恋人で、ナツキとケンジは母子で、ようすけとケンジは父子… それぞれがそれぞれを大切に大事に思って愛してた。 ようすけが何度も大切な人を亡くすのが、あまりに切なくて泣いた。どうか幸せでいつも笑顔でいてほしい。
5/52021/08/31 moo
一冊の読み応えすごい。 これ実写されそう〜