内容紹介
80歳のベテラン小説家・幸田まり子は、四世代で暮らす家で居場所がなくなり家出を敢行。長年執筆してきた文芸誌からも見放されるが、自ら編集長となりweb文芸誌「レトル」を立ち上げ、新たな活躍の場を見出していく。同世代のカリスマ作家や若手クリエイターなど、これまでとは違った仲間たちから刺激を受け、充実した日々を送るまり子。だがあるとき、リフォームした家で幸せに暮らしていると思われた幸田家の面々が、全員家を出て離散している事実を知る。息子のこうじから、「家をやる」と言われたまり子は、幸田家をもう一度元通りにすると決意するが…!? 老後の人生に希望を抱かせた、80歳のおばあちゃんの冒険譚がついに完結!!
レビュー8
5/52024/02/08 モコモコ
まりこさん本当素敵! 家族は孫の嫁以外、ちょっと信じられない。。。 まり子さんがいて良かった。。。
5/52023/06/29 あきゆ
素敵な本だった。頑張りたい時に頑張れるように体力をつけようと思った。