大市民 愛蔵版

大市民 愛蔵版 (1)

更新ステータス
マンガ
作者
柳沢きみお
出版社
ゴマブックス
5 (1)

内容紹介

柳沢きみおの人生観が詰まったエッセイ的なコミック「大市民」シリーズ(2021年現在まで第9シリーズあり)の原点にあたる第1シリーズ、開幕!! 強面(こわもて)の中年・山形鐘一郎(45)は妻子ある小説家。常に「粋」な生き方を目指し、酒、グルメ、趣味にと余念がない。山形が仕事場にしている安アパートには風変わりな住人ばかりが住んでいる。そのうちの一人、佐竹直二と共にクラシックカー(英国製、トライアンフTR3A)に乗り、山梨に向かう。事業の失敗で自殺を考えていた佐竹だったが、道中、山形の生き方を聞いているうちにまた生きていこうと思い直すようになる。<第1巻> 第1話「その男 小説家につき」 第2話「隣りの住人たち」 第3話「悩める男たち」 第4話「中年ドライブ」 第5話「入浴大好き」 第6話「冬のプールへ行く」 第7話「大市民パーティーへ行く」 第8話「大市民温泉へ行く」 第9話「カツ丼を食う」 第10話「人生の重さ」 原書:1992年7月28日初版発行 ACTION COMICS PIZAZZ(双葉社)


レビュー1

5/52021/07/15 sos

ほぼきみお自身にしか思えない男が登場してクダを巻きたおす本作。まあ好きですよ。大金稼いで大借金して返して…そういう生き方が滋養になってるのか語りも凡庸じゃない。 ところで「ジョジョ」の岸辺露伴が山買って破産してたけど、それってきみおじゃね?露伴のモデルは荒木自身と言われることが多いけど、作家自身が漫画に出てくるという点でも、きみおはモデルの一部なんじゃないかと思う。


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