内容紹介
“聖女”―― それはアデウス国の象徴であり、神の代弁者。歴代随一の治癒と浄化の力をもつ第十三代聖女マリヴェルはある日、目を覚ますと周囲の人間から綺麗さっぱり忘れ去られていた。聖女を騙った冒涜者として神殿から追放されたマリヴェルは全てを失いスラムに流れ着くがただ一人、聖女を忘れていなかった神官と再会し再び聖女の座を目指して選定の儀式へ参加することに。ところが、マリヴェルに敵意をもつ何者かの影響か彼女の選定儀式はトラブル続きで……。これは力強くも健気、泥臭くも美しい聖女マリヴェルが、ささやかな幸せを取り戻すために奮闘する物語。
レビュー1
5/52021/11/23 lily
ここでこんなことを書くのもなんですがあらすじを読んで気になったのなら「なろう」版を読んでみてほしいです。一度読んでももう一度読みたくなる面白さがあります。書籍版には書き下ろしもありますので、好きになったら購入しても後悔はないと思います。お薦めです。