内容紹介
ある日突然、人々から忘れ去られた第十三代聖女マリヴェル。聖女選定儀式で問題を起こす彼女は神殿側から目をつけられていた。神官エーレの尽力もあり、なんとか話の機会を得たマリヴェルは互いに情報を共有しながら事態の解明を進めていくが、彼女に残された時間は多くはなかった。自らの役割を思い出したマリヴェルはとある使命を果たすために突き進むがこの世界を手中に収めようと画策する先代聖女エイネ・ロイアーが大人しくしているはずもなく……。絶望に染まっていく世界で一縷の望みはマリヴェルに託された。■■としての使命と■■としての願望、彼女が握る賽はあまりにも重い。だが、マリヴェルはもう一人ぼっちではない。
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