内容紹介
むかしむかし、とても年老いたアカマツの巨木がありました。今にもたおれてしまいそうなその木はぶきみで、近づく人はいません。そこに、ロッティという男の子がやってきました。ロッティは死んだグリフじいさんに、このアカマツの巨木をだいじにしてほしいと言われていたのです。グリフじいさんは、いつもこの巨木の下に来るとロッティにある子守唄を歌ってくれました。ロッティはその歌を思い出しながら、巨木の下で眠ってしまいました。すると、ふしぎな夢をみました。なんと、子供の頃のグリフじいさんの夢です。あたりは砂漠で森もなく、水がのみたいと苦しんでいるグリフ。いったい、何があったのでしょうか……?一本の木が森を再生する仕組みをストーリー化。環境教育としても最適です。
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