内容紹介
特殊科学捜査研究所、通称SFR所属・真野礼二。彼が追う壇浩輝の私有地で発見された遺体。その身元は世間を賑わせているイジメ隠蔽教師だと判明する。これは壇の”裁き”なのか。科捜研の叡智は「10年前のある悲劇」へと辿り着く。社会が悪を裁かない時、正義はどこにあるのか。死体遺棄、イジメ隠蔽、壇の”裁き”。全てが繋がり驚愕の真実が導き出される。
レビュー7
5/52024/12/14 yuma
めちゃくちゃ面白くて、一気読み中です。 面白いという表現は軽すぎますが…物語に引き込まれます。 残念ながら…経験した人にしかわからない憎悪や絶望が、壇さんのような人に救われる気持ちが私にもあります。 でも、本当は真野さんや沢口さんのような気持ちでありたい。 作者さん、素晴らしい作品をありがとうございます。 お子さんの二語、かわいいです！
5/52023/01/22 未設定
正義なのか救いなのか…、難しい。 個人的な事だけど少し前に心の底から人を恨まざるをえない事があった。勿論事件被害者という様な内容ではないけど、自分にとっては命を断ってでも社会にその人間への断罪を訴えたかった、そんなような。 結局「断罪」は出来なかったが、何ヶ月も苦しみ、その時期少なからず心の支えになったのがブルータルの檀さんや某怨み請負漫画だった。幾らかの溜飲を下げてくれた。例え現実ではなくても。