内容紹介
人智の及ばぬ心霊事件、背筋も凍る猟奇事件。闇にひそむ魔性のものが引き起こすそれに、敢然と立ち向かう警視庁捜査班「ダークサイド・エンジェル」。工藤夏生は、ヒーリング能力者・青地文矢や、密教の修行を積んだ青年僧・吉祥とともにそのメンバーである。彼女は右の瞳に宿る超能力「邪眼」を使って妖魔と戦いを繰り広げ、その過程で父親を邪悪な魔術によって失った。いつしか行方不明の母親と出会う日を待ち望んでいた夏生だが、母を捜す彼女の前に立て続けに現れたのは、異様な力を持った二人の青年、「塊(かい)」と「蒐(しゅう)」。政界をも巻き込んだ凄惨な事件の果てに、衝撃的な真相が語られる。さらに、ともに戦ってきた先輩刑事・神楽坂竜次にも死の影が忍び寄る。このカタストロフィーに夏生の心は耐えられるのか?! シリーズ最高潮の第5巻(全6巻)!
レビュー
まだレビューはありません