内容紹介
私、知子は息子二人と普段は三人暮らし。上の子の浩希はたぶんゲイ。大好きな同級生の醍吾くんと毎日部活を頑張っていて、最近ではダンスの練習もしているようだ。浩希のことが気になっているらしい後輩の明日実ちゃんとは、どうやらなにかあったみたい…？ そんな中単身赴任をしていた夫、明義も帰ってきて、再び家族四人の暮らしが始まって…。息子たちの世界は目まぐるしく変わっていって、みんなどんどん成長している。私は、母としてそんな彼らにどう接したらいいんだろう。ただ見守るだけじゃなく、もう一歩踏み込んでいくべきなのかな――。家族を愛情たっぷりに見つめるお母さんのお話、最終第５巻です。
レビュー5
5/52023/05/07 ぶんぶん
5巻、一気に読んでしまいました。子供がいるので、どうしても知子さんに感情移入して時に泣き、時にドキドキしながら、ほっこりと読みました。お父さんに何度かヒヤッとしましたが、最終巻での変化には嬉しくなりました。皆がそういう認識になればいいなぁ、と心から願います。そして私も知子さんのような母になりたいな、と思いました！素敵な作品、ありがとうございます！いつか大きくなった娘に読ませ感想を聞いてみたいです
5/52023/02/25 みゃっく
この感想もいつか古くなってもらわないといけないんだけど…、作家さんもゲイなのに、男女恋愛や夫婦のことをこんなにも、多くを占める異性愛者目線で描けるのがすごいって思う。と同時に、ゲイの人をこんなに理解してない自分に気づく。少数派が多数派を理解して歩み寄って…異性愛者の私は、その逆をできてない。 一緒にいて楽しい人がいたり、告白されて困ったり、みんな同じなのにね。