内容紹介
昭和初期。東京駅前のおだんご橋を渡った場所にある家で、秋子は辯護士のお父さんと料理上手なお母さん、7人の兄弟、そしてお父さんが連れてきた書生さんの12人で毎日おいしいご飯をみんなで囲み、にぎやかに暮らしていた。しかし、幸せな時間はそう長く続かず、いよいよ戦争が激しくなる兆しを見せはじめ――?ホラーエッセイ作家・流水りんこが描く、昭和グルメストーリー!
レビュー1
5/52023/08/31 おむらいす
悔しいよね、食べ物はおろか身内の命まで 全部国に差し出して、我慢して、お腹すかせて それでも負けちゃって。英霊の死も浮かばれなくて。 戦争ほど愚かなモノは無いね。