内容紹介
『その女…奇跡の名器を持つ。』謎多き女、名梨盾(ななしじゅん)は無限の顔を化粧で操る。その正体は…政府から法外なギャラで密命を受け、身体ずくでターゲットを「修正(なお)す」、【請負人】。己の欲望に焼かれ道を踏み外したクズ男を、その身が放つ催淫芳香で絡めとり、性技で虜にして彼らに回帰と原罪を悟らせ浄化するという…。人呼んで「化生(けしょう)」。忽然と生ずるもの――また、もう一つの意味は「衆生を救うために神仏が遣わす化身」。名梨は、男を救う女神か?悪魔か?今日もどこかで、その姿は…誰にも知られず男を惑わす。
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