内容紹介
黄金期の「花とゆめ」(白泉社)を和田慎二とともに支えた巨匠・柴田昌弘の代表作であるSFファンタジー「紅い牙」シリーズの本編「ブルー・ソネット」! 第18巻 【最終章 砂漠都市編 第2部】 最終決戦始まる。タロン最高幹部の一人・サグは阿蘇山にマグマのゴーレムを出現させた。そして、ゴーレムは桐生 仁、ワタル、小半由里を人質に取り、“紅い牙”の力を出すようにランを脅す。一方、タロン側でもトラブルが起きていた。自室謹慎を命じられたドクターメレケスが脱走。ソネットと再会を目指し、ヘリコプターで阿蘇山にやってきてたメレケスの言動でゴーレムがソネットの改造された身体だと判明する。それを知ったランはドクターメレケスを人質に取った。ランとソネットはお互い人質を抱え、どう動くのか? そして、シリーズ最大の悲劇の幕が上がる。その悲劇とは………!! ※近未来を舞台に寝たきり少年の悲恋を描いた読切「サン・ルーム」と、「ブルー・ソネット」扉絵コレクションを併録。初出:花とゆめ(白泉社)1986年10~15号、花とゆめEPO JUNE(白泉社)
レビュー1
5/52024/05/12 ブランカ
学生の頃、「スケバン刑事」と合わせて大好きな作品でした。 雑誌の花とゆめを買い始めたきっかけの作品でした。 雑誌連載第1話の青を基調としたカラーページが今も思い出されます。 当時の私はソネットを応援していたので、最終回で、彼女の心が救われたように思い嬉しかったです 柴田先生の作品はどれも大好きでした。 今見ても、人物も背景も構造物など、とてもお上手ですょね。