内容紹介
相一郎の活躍により、ガセルの女商人カリキュラの訴えは受理され、有利な裁定が下される。だが、アグニカの大貴族ゴルギント伯は手下の私掠船にカリキュラを襲わせる。しかし、襲撃は失敗。彼女を殺し損ねたことを知ったゴルギントは、ヒロトを失脚させるためにヒュブリデに使者を派遣し、罠を仕掛ける。さらに、ピュリスの名将メティスが報復の前に偵察に来ることまで読んで先に手を打つ。それに対してメティスは――。ゴルギント篇中編、絡み合う政治の糸の中で、ヒロトはどう立ち回れるのか。
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