内容紹介
霊感少女として売り出し中の佐和(さわ)は、オカルト特集のゲストに呼ばれ、取材班とともに郊外の無人の屋敷を訪れるが――(「汐の声」)。表題作のほか、いずれも恐ろしさに息を呑む短編「千引きの石」「夜叉御前」「キルケー」の全4編を収録。
レビュー2
5/52023/08/26 みずき
表題作、名作です いまだにふとした時に思い出します ホラーの怖さではありません 心理学や哲学としての怖さです 女三の宮の話とテーマは同じだと思います 山岸先生の怖さは生きることへの問いかけの怖さです 映像化してそれが伝わるでしょうか? 表面的な怖さしか見てないなら 山岸作品の真髄は理解できてないと思います
5/52023/08/21 トミー
怖い!!!霊的なものから人の怖さまで 一気読み! 私の人形は…で、山岸凉子先生にどハマりして数十年。 ペーパーレスで読めるとは感激 汐の声、大人になって読み返すと、1話1話の重さがすごい 本格ホラーの詰め合わせ! 衝撃的シーンは、覚えているんだけど実際見直すとこんなに怖い絵だったのか!! 思わず 後ろのドアを振り返るぞぞぞぞ感 朝読んでいるのに怖い怖い Netflixで、映像化希望