内容紹介
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる その球体は死さえも超越する。ある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ…… 刺激に満ちたこの世界を彷徨う 永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。観察者は人として生を全うし、人類がノッカー達との共生を選んで、およそ500年の時が経った。人々はかつてない自由を手にした。健康な体。無限の食糧。欲望の実現。かつては空想でしかなかった摩天楼が屹立しネオン輝く未来都市で、とある一体の人形が目を覚ます。全てが変貌したこの世界でフシはどう生きるのか。そして不滅達は。これは私達の可能性の物語。
レビュー11
5/52024/01/17 くま子
じゃあなんで生きてるのって凄い質問ですよね 作者の意図に関わらず、エイジングや不老長寿を願って悪戦苦闘する人々を揶揄してる形にもなるなぁ とはいえ生産性が存在していい 理由には到底なりえないですよ 何故なら、そもそも動物に意味など繁殖しか無い そこに高次の意味を見出したくなったのは人間のエゴ つまり生きてるから生きていくで良いんです でも勿論 生存競争のために集団の役に立つ必要はあるだけで
5/52023/11/01 trying
じゃあなんで生きてるの？