国境のエミーリャ

国境のエミーリャ (10)

更新ステータス
マンガ
作者
池田邦彦 津久田重吾
掲載誌
ゲッサン
出版社
小学館
4 (1)

内容紹介

愛と勇気の仮想戦後活劇、第10巻! 1963年。世界は主義を異にする 東西に分断されている。方やアメリカ合衆国を中心に資本主義の旗の下に集う西側諸国。方やソヴィエト連邦を中心に共産主義の旗の下に集う東側諸国。そして日本は、列島の真っ只中に“鉄のカーテン”が降ろされた分断国家として存在している。杉浦エミーリャは聳える壁によって分断された東京の東側 東トウキョウで生きる20歳。表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。彼女はこの世界で様々な人に出会う。厳しい検閲中でも、自分の“映画館”を守ろうとする館主。遙かドイツから“Uボート”に乗って19年ぶりに帰郷した、“この戦後”に納得出来ない未だ戦中を生きる帝国海軍の水兵たち。風前の灯火の日本酒文化を残したいと願う造り酒屋。東西融和時代に活躍するも、今はもうその存在をほとんど忘れ去られてしまった歌手。この壁は誰の為のものか!? 信念は、分断を凌駕するか!? 己を貫くエミーリャの物語、第10巻に到達!!


レビュー1

4/52023/12/13 たまちゃん

日本があの時戦争で負けていたら…というifの物語も10巻目。ウラゾフがコーラを嬉しそうに飲みに行くのが可愛い(笑)。前に出てきたキャラも久しぶりに出て来て良かった。戦争や拷問は物語みたいだけど、現在どこかで本当に起きてるんだな。


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