内容紹介
どれだけ声をあげても届かない。その恐怖、苦しみ、怒り。紫と茜は共にギャラリーに向かい「少女像」をハンマーで叩き壊す。やったことに後悔はないと、清々しさを覚える二人。一方、壊れた像を前に呆然とする彫刻家の今井と苛立つ妻の紅子。その現場には、今井を慕い「少女像」に心惹かれる中学生・翠がいた。新たな波紋が広がっていく。“正義”はどこまで許されるのか――揺らぎ始める、加害と被害の境界線。各メディアで話題騒然! 創作と性加害をめぐり、時代を映す問題作。
レビュー27
5/52024/08/28 うわさのトランシーバ
同世代女子の乳首が出てる像が好きな女子中学生なんているのかな?よくある裸婦のブロンズ像もそこはあえて作らないもんだし。とはいえ、素晴らしい作品でした。続きが楽しみ。
5/52024/07/22 あさひ
男女の問題じゃないよね。ましろちゃん男の子なんだし。ほんと気持ち悪い。しかし奥さんは、自分の経験を考えると、もう旦那のこと気持ち悪くて仕方ないやろ。もしかしたらましろちゃんが中性的な身なりなのも、奥さんが男に対してやっぱり気持ち悪いって思ってるとこがあったりするのかな。どちらかというと、母親が自分に関心なかったから、自分もどうして良いのかわからないのかと思ってたけど。