内容紹介
友人の尊厳を守るために「少女像」を壊した茜。その「少女像」に救われた、と語る中学生の翠。ぶつかり合う、それぞれの正義。そして、忌まわしいと思っていた自分の身体を受けいれていく紫と、彼女の力となる青年・玄。一方、今井は我が子の盗撮被害にショックを受ける。夫への苛立ちが芽生える紅子は――。潜む欲望。脅かされる恐怖。性加害をめぐる問題と“芸術”を特別視する構造を浮き彫りにする問題作。
レビュー19
5/52024/10/08 ポテトフライ
紅子さんがましろくんの為に髪を切ったシーン凄く良かったし感動したんだけど、上位コメ見てると母親が目の前で髪切るのは虐待って言ってる人居て本気で驚いてる
5/52024/09/19 りんご
性被害、日本は実は性被害にあったことがある人が他の国とくらべても多い、というのをどこかで聞いたことがあります。 私も、痴漢にあったり小さい頃にスカートに手を入れられたことがあります。 今でもたまに思い出すし、顔も覚えていないそいつらを、包丁で滅多刺しにして、火をつけて燃やしたくなる気持ちになります。 性被害にあったことのある人、今あっている人、みんなの気持ちが少しでも救われますように。