内容紹介
正義に燃える記者・鈴木蘭は「傷の男」に同僚の町田を殺されてしまい、その真実を暴くべく、オカルトに惹かれるジャーナリスト・東京一とともに奮闘する。蘭と同じ円形の印を持つ超能力グループと、傷の男と同じ菱形の印を持つ超能力グループの抗争らしい、ということはわかってきた。そして、蘭は「相手の印を奪い、超能力を無効化できる」力がある「円形の器」だと判明する。蘭は、菱形のグループ「求世会」からの猛攻を凌ぎながら、どうにか「円形の印を持つ者」を仲間にすべく奔走していた。一方、勢力を拡大する菱形のグループは、まだ「菱形の器」が誰なのかを掴めずにいた。そんな最中、戦いで命を落とした円形のグループのメンバー・星川ルミ子の葬儀の場に、静かに「菱形の器」が現れ――。『岸辺の夢』にて「アフタヌーン」四季賞2020冬のコンテストの四季大賞を受賞し、公開時にTwitterで13000「いいね」を獲得した新鋭による初連載、第4巻!