内容紹介
皇帝が朱 慧月を監視している――怪しい隠密の動きを察知して、一度雛宮に戻った玲琳たち。次なる一手は、近く執り行われる『鎮魂祭』に乗じて、入れ替わりの解消をすること。しかし、またしても皇帝の妨害が! 隣国、丹との国境沿いの地域で、民に粥を施す『慈粥礼』を行うよう、雛女全員に命じたのだ。その上、慧月の身体に入っている玲琳は、ほかの雛女と引き離され、劣悪な環境に赴くことに……。「突然の炊き出しなんて無理難題よ」「慧月様と一層離れてしまうことだけが気がかりです……」道術が使えない慧月、孤立してしまう玲琳。監視の目に注意を払い、身動きが取りづらくなる二人に、ついに皇帝が自ら接触してきて――!? 絶体絶命の第8巻! ※電子版はショートストーリー『打合せ』付。
レビュー1
5/52024/04/04 あやめ
内容は伏せますが、この巻もとても面白かったです。5幕以降も続くのが嬉しいです。今後も応援しています。