内容紹介
合言葉は「みんなで幸せになろう」。人気エッセイスト・中井ルミンが主宰するオンラインサロンには彼女を慕う大勢のファンが集まる。子どもの学校の担任との不和、義理の姉との確執、悩みに寄り添ってくれるルミンは尊敬できて、魅力的な存在。だけど何か違和感がある…。ルミンがブログに綴るのは、中学時代の同級生のSちゃんとの思い出。酪農家の娘Sちゃんは同級生から「牛の糞臭い」とからかわれ不登校になり、そんな同級生たちをルミンが嗜め、彼女の発案でSちゃんに手紙を渡し学校に来るようになったという話。そのブログをたまたま目にした旧友がいた。「このブログ…うそばっかり。だって沙世ちゃんあの次の日、自殺未遂を起こしたのに…」。サロンのメンバー、同級生や元夫、仕事仲間、ルミンをめぐる様々な人の思惑と言い分が交錯するミステリーコミックエッセイ。彼女は「いい人」？ それとも「悪魔」？ 本当のことを言っているのは一体誰なのか―――!?
レビュー5
5/52024/05/04 おこげ
かわいいイラストに惹かれて読みましたが、中身は濃くておもしろ怖かったです。 過去に関わりがあった友人そっくりだったんですが、こういう人は自分の世界でしか生きてないので意見は必要ないんですよね。言ってしまえば最後、あることないこと並べてこちらを責めてきますから。 いじめにしろ、略奪にしろ、自分がいちばん可愛い目立ちたがり屋の女からは離れることをオススメします。
4/52024/04/20 ニッキー
ここまでじゃなくても、嫌な役を人に押し付けて、 自分は愛されポジションをキープしようとする女子に、 同性なら結構心当たりあるんじゃないかな。 私にも居ましたよ、えぇ。 もっと浅はかでバレバレでしたけど、 男はホント簡単に引っかかってたなぁ。