内容紹介
新九郎、ついに“武力”行使へ! 甥・龍王丸への家督返還を渋る新五郎。対話優先で交渉を重ねてきた新九郎だが、己の姿勢と覚悟を示すために、武力で新五郎派の代官を退かせる。驚く新五郎に、新九郎は新たな条件と期限を突きつけるが!? 刻一刻と悪化する自分の体調、夢枕に立つ先主・今川義忠の言葉、そして、将来有望な甥・孫五郎への想い。すべてが絡まり、新五郎は思いもよらぬ決意をする。一方、のんびりマイペースで臆病に思えた龍王丸も膠着状態を打開するために新九郎にある提案をしてきて――― 駿河今川家の家督争い、決着編は佳境へ。両陣営、葛藤と覚悟の16集!
レビュー2
5/52024/04/16 さくら
まるで死んだ道灌が乗り移ったかのような鮮やかさ。 戦も交渉も、敵ながら道灌に多くを学んでたんだろうな。 ついに本格的な戦模様。先がまた楽しみ。
5/52024/04/11 たいらい
自分も家臣団の人と同じく「突然武断的になってどないしたん?」となった。 意図的だとは思うけど、その心境の変化はなんだろう。戦も交渉手段のひとつと考えたからかな。 その変わり目は子供の誕生なんだろうか。 龍王が「父として」ってのが泣ける。そう思ってもおかしく無い情勢でもある。あれは心揺らぐわな。好きな場面。