内容紹介
伯爵令嬢ロロナ・リュースが事故死した。その知らせが舞い込んだのは、彼女が婚約者である王太子に婚約破棄を告げられた翌日のことだった。妹を虐げたなどと、いわれなき罪で糾弾されながら、その咎めをあっさり受け入れたロロナ。彼女は郊外の街道で横転した馬車の中、顔の潰れた遺体となって発見されたという。その死を知ったロロナの妹は喜んだ。「これで王太子は自分のもの」と。王太子は笑った。「もっと早く死んでくれればよかったのに」と。しかし、彼らは知らなかった。ロロナの死がもたらすものは、幸運だけではないということを……。
レビュー11
5/52024/05/08 流宇〓
婚約者や義母や妹はよくいそうな感じだが父親が予想よりだいぶクズ野郎でびっくり 全員失って初めて気づくというのを思い知って欲しい
5/52024/04/25 指に包丁
小説読んだ時は、衝撃のあまり最後ちょっと息止まってたの思い出した。 コミックで追体験できるの楽しみで仕方ない