内容紹介
ヤン襲撃の報せを受けたユリアンらは救援に向かうも、時すでに遅く……。巨大な英雄の死に全宇宙は動揺し、好敵手が去った失意の中、皇帝ラインハルトは病臥を続け、戦争は終わろうとしていた。そしてその間隙を突き、陰謀がふたたび台頭してゆく――…。
レビュー1
5/52024/09/06 ノリノリ
ヤン・ウェンリー死すとも、私たちの時間は続いてゆく。ヤンの『テロによって歴史は動かない』という、残された者がここで挫折してしまったらあの人の主張を私たちの手でくつがえしてしまう事になるのは耐え難いとフレデリカの決意。 逆に帝国軍の方が、ヤンに勝ち逃げされてモヤモヤしとる事でしょう。同盟軍よりの私の歴史はここで終了ですが、物語は続きます、なんてこった。