内容紹介
神を貪るのは誰だ――――遥か遥か昔。「エネアド」と呼ばれる九柱神のうちのひとり、セトの暴政にエジプトの地は疲弊していた。他の神々までセトに頭を下げるなか、まだ神に名を連ねていない若者ホルスが反旗を翻す。傲慢で奔放なセトを玉座から引きずり落とさんと戦いを挑むホルス。二人の関係は次第に執着と欲望を孕んで…!?エジプト神話をもとにした一大叙事詩BLがここに開幕!
レビュー4
5/52024/07/16 あーやん
ハネカテ様が聡明な分、自分の愚かさが浮き彫りになっていく家庭がすごい BLなんだけどそれ以上に普通にストーリーが面白い
5/52024/07/14 りんご
ハネカテは確信をつくなぁ。セトがエジプトを統べるようになったのは元を正せば身内の(重すぎる)いざこざが原因なんだよな。オシリスが全ての元凶で、読者としてはセトに同情する部分が多いんだけど、セトがヤケになってやった事で出た人間たちの犠牲は事実あった。人間側からすれば完全なとばっちりで、勘弁してくれよってのが正直な気持ちなんだろうな。作中の人間の代弁者ハネカテ様だわ。