内容紹介
42歳の大塚恭子は、反抗期の娘と口下手な夫の世話に追われ、「ママ」として家族のために生きてきた。そんな普通で慌ただしい生活が続くと思っていた恭子だったが、ある日突然「余命一年」であることを告げられる。余命宣告にショックを受けつつも、「最期くらい自分らしく生きたい」と考えた恭子。ママに甘えてないがしろにしてきた家族に「ママ卒業」を宣言し、「恭子」を取り戻していく――。【恋するソワレ+】
レビュー9
5/52024/09/06 ひなぎく
すごく涙が出て止まりませんでした。 私も持病や障害がありますが、今ある命を大切に1秒1秒を生きていこうと、生きたいと思えました。 そんな気持ちに出会わせてくれたこの作品に感謝です。 本当にありがとうございます。 読んで良かったです!
5/52024/08/05 国分蒐
漫画のような話だってあるし、誰かの希望になったらそれでいいじゃない。私の母は16歳までしか生きられないと宣告されていたけど今75歳。毎日毎日母が死んでしまうのではないかとビクビクしながら生きてきた。もう歳だからいつお迎えが来てもおかしくないけど、心構えはだいぶ出来ました。とは言え痛いとか苦しいとか見えにくいとか色々言いながらも毎日私より頑張っている母です。私の方が先にいきそう( ̄▽ ̄;)