内容紹介
王家を巻き込んだ騒動を解決し、辺境地ラストア村での生活にも慣れ始めた神官リド。仲間たちと賑やかな生活を送っていたある日、ラストア村にある人物が訪れる。――それは、衰弱しきった様子の獣人少女、ナノハだった。「お願いします。どうか私たちの里を救ってください……」聞けば、獣人族が暮らす里は大地の汚染により危機に瀕しているのだという。そしてそこには、かつての騒動の引き金となった黒水晶が関わっていた――。大地汚染の他にも獣人族の里は多くの問題を抱えており、リドは仲間と共にその解決に乗り出すことを決める。舞台は辺境の土地から獣人族の里に変わり、リドの規格外な能力を活かした開拓計画が、今始まろうとしていた――。
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