内容紹介
42歳の大塚恭子は、反抗期の娘と口下手な夫の世話に追われ、「ママ」として家族のために生きてきた。そんな普通で慌ただしい生活が続くと思っていた恭子だったが、ある日突然「余命一年」であることを告げられる。余命宣告にショックを受けつつも、「最期くらい自分らしく生きたい」と考えた恭子。ママに甘えてないがしろにしてきた家族に「ママ卒業」を宣言し、「恭子」を取り戻していく――。【恋するソワレ＋】
レビュー2
5/52022/09/09 ワハハ
私、乳がんかもしれないからって言われて、大きい病院に紹介されて検査を受けた事があって、娘には沢山楽しかった思い出を残してあげたいって事ばっかり考えて、娘のお友達沢山呼んでお誕生日会やったなぁ‥‥。 検査の結果、すごく怪しいっていう所見はなくて、取り敢えず元の病院で経過観察ってなったけど、もし癌って告知されてたら、どうなってたのかなぁ‥‥って考えながら読んでる。
3/52022/09/09 ゆっか
自分がいる未来を想像出来ないのは辛すぎる。つい最近、パートナーがいない未来を想像して一晩泣き明かしただけに刺さる言葉。 当たり前の毎日は当たり前じゃなくて、一瞬一瞬が宝物。大切にしよう。共に生きられる時を。