内容紹介
ベルタンが手掛けた、大貴族パンティエーヴルの花嫁衣裳の評判は、ヴェルサイユまで轟いた。名声を得て、忙しく働くベルタンの耳に、オーストリアより輿入れする王太子妃専属のモード商を探しているとの情報が入る。後のフランス王妃マリー・アントワネットがいよいよ歴史の表舞台に立つ。世紀の結婚式が始まろうとするその陰で、陰謀が蠢く。ベルタンはルイ15世の公妾デュ・バリー夫人より秘密裏に仕立て依頼を受けるが――!?
レビュー3
5/52024/05/20 未設定
最初の頃は敵対していたベルタンとデュバリー夫人だが、 ここから徐々に仲良くなり良き仕事仲間になっていくのが微笑ましい。
5/52020/07/10 ジョンドゥ
歴史に詳しくない人に優しくて、 史学を知っていれば知っている程に膝をうって唸るくらい面白いです。 見開きは壮大で圧巻ですので紙の本でもオススメします。