20年前小学生時に叔母の夫から性的虐待を受けました。
その5年ほど経ってから、叔母からこの本を勧められました。
気持ち悪くて吐きそうになりながら、グレッグを殺してやりたいと強く感じました。
何を思って叔母はわたしにこれを読ませたのか？全く理解ができません。
叔父に対する行き場のない思いを投影させろということだったのでしょうか。。。
ただただリアルです。
最後まで読むことができませんでした。

作者さんはそんなつもりで描いてないと思いますが

“女性はみんなBL好き”
という勝手な決めつけコメントは不快。

4巻目まで辛いので、読む時は5巻目から読んでます。
子供への性暴力、母親の共依存問題、、複雑な人間性を題材にした物語です。ジェルミがどんどん落ちながら、イアンや他の友人らに関わる中で救済されていく様子はさすが萩尾望都先生、、、。ラスト母親への告白、本当ーに名作です。。この話はかなり苦手な人とそうでない人に分かれると思いますが、分かる人には分かる深い話です、。

漫画としては面白い、さすが萩尾望都先生…！なんだけど、読むのが本当に辛くて、結構読み進めたけど途中でやめました。考えさせられる作品です。許せない、あんな大人…

過去に何か性的な被害や虐待に遭ったことのある方には、読むことはお薦めしません。

言葉になりません。日本でも実際にこうして母親と父親の中で性虐待の役割をさせられてる家庭は山ほどあります。昭和の過去にも事件でありました。
安易に解決など出来ない描写を漫画家さんは心を削り描いたと思います

キャラクターの関係性や題材が嫌いだから星を減らすというのはフェアではないです。
これをBLだと言っている人は、同性同士なら全てBLに見える人でしょうか？
好みが別れるのは当然ですが、コメントを見るに、この作品のテーマ性を読み取ることができない人が思った以上に多いようで、驚きました。

連載当時はちゃんと受け取れなかった深い内容、何度も読み返しています。辛いシーンもありますが、ここまで描ききった萩尾望都先生は心から尊敬します。
いちばん身近な存在との関係性のゆがみは、程度の差こそあれ誰もが当事者として関わらざるを得ない根源的なテーマです。作者が著す、同テーマの作品の集大成だと思いました。
愛と、愛を装う利己的な暴力に、弱い者はいつも犠牲を強いられます。

初めて読んだときは、しばらく現実でも引きずっていました。性的虐待、しかも、酷くサディスティックで殺されてしまうような、それでも洗脳され拒めない、悪の連鎖が絡み合ってゆく。

ジェルミが段々と正気を失っていくのがとてもリアルで、グレッグのような悪魔が、今からこの世にもいるかと思うと身震いが止まらない。

サンドラ許さん

胸糞悪い漫画。読むたびにあまりにも腹が立って、手が震えてしまうほど。

描いてる作者が1番苦しかっただろうな…
「胸糞悪い」「読めない」正当な評価だ、まともな感性だ。
声を上げれない、悲鳴の届かない世界。
これは虐待を受けた子供がどれだけ歪むか、大人がどれだけ未熟かを描いた作品です。
喜んで読む人はいない方がいい。

何を言っても浅くなるしなんと言ったらいいかわからない、というのが感想です。
このお話、一生忘れないと思います。

　無料の時に読みましたが、読まなければよかったと後悔しています……。主人公が性的虐待を受けているシーンが本当に辛く、思い出すだけで吐き気をもよおすほどです。
　これ、美しいんですかね？私には全く理解ができませんでした。とにかく気持ちが悪くて、恐ろしかったです。
　
　これから読まれる方はそれなりに覚悟を持って読まれた方がいいかと思います。心の準備なく読まれると、私のようにトラウマになりかねません。

　残酷だけれど、主人公の少年がとても良い子でしかも松潤の若い時に似てるから読み続けてしまう。
　やはり美しさと言うのは他者を惹きつける一面、残酷な神が支配する領域なのかもしれません。

かなり苦しい気持ちになる作品ですが、彼が救われる姿を見るために読み進めてるような気がします。
母親に一番イライラします。かまってちゃんでかつ自分を肯定されないと泣きだす、とんでもなく精神が子供な女性。そして単純。

こっち方面に進むなんて。イアンが出口になり、縁を切って解放されて欲しかった。

ライン漫画で出会って、全巻購入しました。
最後まで失速することなく、完成されたストーリーでした。
他の方もおっしゃるように圧巻です。

評価が分かれるのは賞をもらう映画は難しいのと同じ感じかと…
かなり重たいテーマなので好みが分かれるかとは思いますが、メッセージ性も強く、ぜひ最後まで読んで欲しい作品です。

かわいそすぎて読むのに覚悟が要る。

辛い。普通の精神保てない。お母さんを捨てることができたらよかったのに。

絵は本当に綺麗だけど内容はあまりオススメできないです。
問題提起にしても強姦描写があまりにも長々と描かれていて読んでいて辛くなるかもしれないです。

星1から5まで千差万別ですがレビューで議論が生まれるのは名作だからこそなんじゃないかと。

読むのがつらく、気楽な娯楽を求めたい気分のときは、たぶんまったく面白くないでしょう。

ですがこの作品の描写を通じて、私たちは感情の幅を広げることができます。残酷なことへの共感や想像力、一見ではわからない苦しみを抱えた人を慮ること。

実際の体験をせずに、この感情を成長させることは、普通の作品じゃ出来ない。