あまりにも有名で少年文学として絶対的な存在である本作。戦争が舞台になっているが、要はその世界で生きている彼らの心を描いている。
子供たちの綺麗ごとぬきの友情、戦い。驚くべき世界がここにあった。
主人公の進一より特筆すべきは実質的なヒーローであるタケシでしようね。この不可思議なキャラクターによって全てが始まった。

小学生のコミュニティにも政治がある。それを生々しく、ほろ苦く描写した名作。
「年齢のままの屈託のない素のタケシと
みんなのリーダーという立場が作った、厳格なタケシとがあって
それが場の状況やら色々な理由で切り替わったりして色んな顔を見せる」
不思議な二面性を持つガキ大将タケシの解釈で一番しっくりきたものがこれだった。

買いました！

最後まで少年時代の哀愁が感じられました。映画の時のストーリーが違うのか、私が別な映画と勘違いしてるのか……

スクールカースト的なものは昔からあるんですね。
当時は無理だろうし大人になったから言えることだけど、素直に、友人って出せたら良かったのにな～
文学的でオススメです

子供の頃に読んで胸がざわざわ、何だか不安になった記憶…。
今読んでもタケシの二重人格っぷり（この言葉は正しくないけれど）がやっぱり怖い。

最後、ジ〜ンとくる感動作。
切なく胸に迫って来ます。
文学好きな人はやられちゃうことでしょう。

面白くて草
流石御大は別格ですわ。イケメンがいたら尚善し(๑•̀ •́)و〓