おすすめに出てきて、「聞いたことある誰だっけ、あっ、『女の子の食卓』の作者さんだー」と懐かしくなって購入、半額な事もあり。

読んでみて、なんていうか、薄味…？
女の子の食卓も薄味というかあっさりした感じだったけど、なんていうか薄味だけどしっかりしているというか説得力があったというか…。こちらはただ薄いというか…。

気になって女の子の食卓を（立ち読みで）読み返したらやっぱり素敵でした。

全部良かったですが、後半のお話(6〜10)は特に好きです。試し読みでやめずにぜひ読んでほしいお話。わたしは後半ずっと泣いてました〜。自分だけじゃなく他人の名前も大切にしたくなります。

最初の話はひたすら優花がかわいそう。
結婚して出産したら実母に頼りたくなるだろうに、父親が邪魔して。母親も逃げてるだけ。母目線だといい話っぽくなってるけど、ゆうか目線で見ると子供の頃から両親の不仲に振り回されてるだけで救いが無さすぎた…

試し読みでもう切ない