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40年前の、携帯もインターネットもない時代だからこそ成立してるエピソードの数々。それでも恋愛や恋心って時代が移り変わっても変わらないんだなと感じました。弘樹と最後に電話で話す場面からAZ再始動の間に起きたであろうストーリーは、読む側に委ねるという手法が、却って色々想像してしまって泣けました。ひとつの映画を見たかのような読後感。この物語は間違いなく後世に残すべき名作です。
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