この巻は遺族側の話が強くて葬儀社の立場っぽくない。どちら側からも足らない。

私も今年父を亡くしました。
闘病生活中の酸素マスクのあとで潰れてしまって青アザになっていた鼻と痩せこけていた頬をきれいにして下さり涙が止まらなかったのを覚えてます。
固まった身体を拭いてくださったり着替えさせてくださったり葬儀屋さんには尊敬と感謝の気持ちでいっぱいで主人公の気持ちもよくわかります！
重ねて読んでしまいました。

最初はよく分からない世界観だと思いました。
だけど読み進めるにつれ引き込まれていって…号泣です。葬儀屋さんのお仕事って色々あるのですね。

ベスコメの人声だして泣いたのに星２つなのが謎

分冊版ですが、1話ずつ話が完結してるのですっきり読むことができました。1話完結ではあるものの、主人公の男の子が引き続き出て来るので、続きものとしても楽しめると思います。ノリは少し独特ですが、人の死という重いテーマを読みやすくする工夫なのかな？とも思いました。

声に出して泣きました独特の世界観だけど…
尊敬の意も込めて