それぞれのジレンマに胸をチリチリさせながら読了。こんなにも憎たらしくも愛らしいキャラクターたちに溢れた一冊に出会えて恐悦至極。
人間らしさ、青臭さ、生きる痛みがマリアージュされた、肴のアテのような旨味が堪能できる秀作である。

喜多さんが明るく美容師やってるのが見れたのは良かったけど篠原は反省してなくてムカつきすぎてスッキリしない読後だった。

こんな漫画が大好きです。多様な愛の形。全てが成就する訳ではないけど、それぞれが粒立っていて魅力的。篠原さんの愛し方は共感出来るけど、受け手側で考えるとタチが悪いなぁ。この作者さんの次回作も期待してます！

若さだからこそ、そして家庭環境のバックグラウンドがあるからこそ、の正直な「好き」の意味にめちゃくちゃ切なさと潔さを感じました！
わたしもこの漫画、好き＾＾！