内容紹介
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】劇団雌猫・ひらりさ推薦! 鋭才・ひの宙子初のオムニバス短編集。高校3年の夏、白昼の職員室で担任の笈川先生に告白した喜多さんの噂は、瞬く間に学校中に広まった。恋バナなんてしたことなかったし、告白する時に耳を赤くすることも知らなかった。先生のことが大好きな喜多さん。私のことはどうだろう?(「君、喜び多く、幸深からんことを。」) 1人の女を想い続けた男とその娘の家族未満な関係、男も女も嫌いな女の人生を変える恋、など名状しがたい関係を色鮮やかに描いた8編を収録。
レビュー4
5/52023/04/16 portgas
それぞれのジレンマに胸をチリチリさせながら読了。こんなにも憎たらしくも愛らしいキャラクターたちに溢れた一冊に出会えて恐悦至極。 人間らしさ、青臭さ、生きる痛みがマリアージュされた、肴のアテのような旨味が堪能できる秀作である。
3/52022/02/25 名無し子
喜多さんが明るく美容師やってるのが見れたのは良かったけど篠原は反省してなくてムカつきすぎてスッキリしない読後だった。