タイトルの秀逸さ
当事者の過酷さは計り知れない
素晴らしい作品をありがとうございます。
この作品が力作であることも、作者が命を削って描いたことも全て承知の上で、それでも好きになれなかった。
諸悪の根源と言える父親には一矢報いることもできず、一時でも配偶者となった男性に対しては自身の過去を見せていない。この著者の世界の中で、男性は加害者か役立たずかのどちらかでしかないと決めつけたまま完結させてしまったことが残念でならない。それは、世界の半分しか描いていないということではないのかと。
私も愛子ほどではないですが、生まれてこなければよかったと毎日思っているような、幸せではない幼少期を過ごし、母親を恨んで母親に反抗して、長い間母親のことを許せませんでしたが、子供が2人いる今は、許せているかは分からないけれど、もういいや、という気持ちで愛子の気持ちと重なりました。
なかなか読むのはキツイ漫画ですが、ふみふみこさんが今は幸せでいてくれると嬉しいです。すごい漫画でした。
ほんとにすごい本としか言う言葉しかない。1、2巻とは雰囲気もガラッッと変わってどこで泣けばいいのか分からない感触。読んでて、絶望しか無かったけれど最後はなんとも言えない後味でさすが作者。ほんとに大好きです。この本を読んでる人も、辛いことがあったらまたここに集まりましょうね。この本に出会えてほんとに良かったです!!
作者さんの未来が希望でいっぱいになる日が来ますように。
これを手にとった人は、何かしら家族(親)に思いがあるのでは、、ぜひ最後まで、ペコ先生との対談まで読んでみてほしい。朝から涙が止まらなかった。
母親も忍耐の世代ですよね。すごいモラハラされて虐げられてるのに最期まで一緒にいる覚悟している母に疑問しかないです。理解できないけど、母が私のことを理解できないように、私も母を理解できません。
そう。助けてくれなかった記憶は消えません。見捨てられた絶望感から憎んでるはずの父親より母親が許せなくなる。親になってからさらにそれが浮き彫りになる。
父親は全部忘れて記憶を書き換えて自由に生きてる。反吐が出る
読んでいてずっと苦しかったけど、止められず全話一気に読みました。愛子さん本当によく生きててくれました。
鬼畜の父親、これらの人種は、相手の嫌悪や恐怖を理解する力がないため、自分がつけた娘の傷の深さを未だにわかっていないでしょう。
母親は、同じ女として容易に想像つくでしょうし、見て見ぬふりだけでなく、笑っていた事は、どんなに言い訳しても許されないし理解できない。
どちらも罪深く、人間失格。恥を知れ。
考えることをあえてせず、ただただ感じるままに読み進めた
読み終わってから鳥肌がたった...
こうして下手な感想書くのも野暮なんだろう
私が消えるまで、この作品が頭のどこかに居てくれると感じた
大人になるってこういうことなのか
そうなら私は大人になりたくない
でも大人にならなくては生きていけない
全てこの漫画が代弁してくれた
でもきっとこの漫画を共有しても
響かない人には響かない
でもきっとこの漫画は同じ苦しみを味わった人を
救ってくれると思います
私は救われました
苦しいけどいつか読んで見てほしい
私もいつかどうしようない怒りや悲しみを
受け入れる日が来るんでしょうかね
テーマはいいけど、なんか響かない
愛子と同じ時代を生きてきました。
わが家も同じ機能不全家族で、表面上はなにも問題がないように見えますがずっと底のほうに蓋をされた闇が今も時々、自分を苦しめます。
悲劇のヒロインぶったり不幸自慢をしたいわけじゃないけど、「自分」を形作っているのは、その闇なのだとどうしようもなく悲しい瞬間がある。
素晴らしい人格者の両親をもつ、素直に育った誠実な夫がそばにいるからこそ、自分と比較してしまう。。。
この宗教の家庭で育ち、私はこれを悪と思っていないが、母親には宗教を通してでなく私自身にも向き合って欲しかった
30を過ぎて、母親も一生懸命育ててくれたことも理解できたが許せない
今、生まれてきたくなかったと思いながら生きている
恋人が出来れば親代わりを求めて依存する
酒を飲んで取り敢えず知らない人と体を重ねる
それで元気に社会人をやっていく心のバランスを保っている
たくさん共感できる
解決はしない
どんな形でも親子であるから、完全に縁を切るのが難しい人は多いと思う。特に普通の家族と変わらないような時間もあると。
思考の根底の土台が歪んだ状態、大人になってそれに気付いていても、頭では分かっていても、気持ちや体や行動がついていかないことが悲しい。それと共に生きていかないといけない。仕事して生活していかないといけない。毎日周りとの差を、感じたくなくても、目にする耳にする。
私の親は多分謝らないな。
作者さんがそうだったように、私も漫画に救われていると感じました。一字一句覚えられるまで読んでいきます。まだ私はいろんなことに、いろんな思いを抱くことが出来なくてゴルフバットを振り上げることも抱き締められることも捨てられないけどいつかそんな日が来たらいいのか、そうじゃないのか。まだ何もわかりませんけど明日を生きてみます。
父親は論外で鬼畜。
母親も結局「子供を守る為」という言い訳を作って結果的には自分の幸せしか考えていない、最低な母親。自分の行動ひとつで一番大事なはずの娘の人生を無茶苦茶にした最低の人間。
同じ母親として許せない。
愛子さん程ではないにせよ、問題を抱えた家庭に生まれた人を救う漫画だなと思いました。最後まで読んで良かったです。
ふみふみこさんが、生きていてくれてよかった。こういう思いを引き摺りながら、誰に知られるでもなく泣いて過ごす夜を耐えながら、毎日生活していると思うと、私も頑張れます。魂を削って、この作品を世に生み出してくれて、ありがとうございます。
ふみふみこさんに、漫画という才能があって本当によかったです。
親の責任の重さを痛感します。
大人は人1人を壊す事が簡単すぎる。
それに対して修復する事が難しすぎる。
安易に自分の欲を子どもにぶつける人が居なくなりますように。