悪魔と呼ばれる人を悪魔とし非難することが正義でそれが当たり前の世の中だからこそだと思うけど、悪魔と呼ばれる人でも許されるべきだ!という主張のほうが強いように感じた。あとユウスケの中学時代のシーンが少し薄めで、あんまり悪魔感がなかった。読者がもっともっとユウスケに嫌悪感をもった状態で読み進められたら最後のメッセージについてさらに深く考えられたのではと思う。それにしてもめちゃくちゃおもしろかった。
とても考えさせれる漫画だった。
面白かったし、惹き込まれる内容。
ただ実は娘が。みたいなのは後付け??なのか、ちょっと無理矢理感が。
賛否両論分かれてこその漫画だと思う。
読んでて面白い。
とても素晴らしい題材と作者の表現力を称賛したい
レビューが結構低いのが目立ってたけど、めっちゃ面白かったです!
主人公や主要登場人物達は、罪と罰について深く長く葛藤していて、やっぱ過去は消えないし、これからも考えながら生きていかなきゃいけないものだとはよく思う。とても考えさせられる。
胸糞だとは思うけど、構成が良くて、どんどん読み進めたいと思えさせるこの作品はすごいと思いました。
罪に対して被害者が許しても、無関係の周囲が許してくれない。また別の被害者には謝罪することも許されず、死ぬことも許されずどうすれば罪を償えたとみなされるのか、とても考えさせられる内容でした。
周囲から悪魔の味方をするから悪魔だと言われても本人たちは幸せで、嫌がらせをするお前らの方が悪魔だよって話ですよね
個人的にはユウスケにはもっと穏やかな日常を過ごして長生きしてほしかったですね
今は更生してるのに許さない奴らの方が悪魔!って感じの漫画
この漫画は、加害者が自分の過去の罪の重さに向き合う事を見てあげるべき漫画だと思う(・ิω・ิ)
評価が低い人はこの漫画に「物足り無さ」を感じている人が多いようだけど、おそらくはユースケにもっと悪魔でいてほしい、悪魔のほうが面白い!と思ってたんじゃないかな…そーゆー気持ちが裏切られて面白くないんだと思う。
悪魔でいることを期待するのは、それ自体が悪魔だって漫画の中のそのままなんよな( ・ิω・ิ)
2022年5月23日読了
最後まで読んで良かった。最後のページまで読んで意味を成す作品。
犯罪や芸能人の不倫等のニュースを観る度、その加害者を憎み続けることが正しいのだと思っていました。
でもそれは、正義の皮をかぶって石を投げてる悪魔でしかなく、この漫画を読んで自分の事が恥ずかしくなりました。
許すという選択肢を持つ事は間違っていると思っていた私へ、その選択を評価するのは他人では無く私だけだよ。
綺麗過ぎず素晴らしいまとまりだった。
現代の誹謗中傷問題も重なる素晴らしい議題でした。
最終巻まで読まないと意味のない作品だなと思いました。途中で読むのをやめなくてよかったです。
色々考えさせられることの多い作品でした。
主人公が「悪魔」なのか「天使」なのかは人それぞれ変わると思う。
ただこのマンガでわかったことは完璧な悪魔はいないということ。
事実は1つだけしかないが見方や感じ方は人それぞれであるという学びを得ました。
メッセージの内容はそれぞれだからいいんだけど、前半に比べて失速が否めないと思った。
伝えたい事と描きたいものに差があったのかな?と読んでいて思いました。(もしかしたら引き伸ばしするように言われてたのかもしれませんが)
でも終盤も普通に面白かったです
正義の名の下に誰かしらの悪を咎め、排除したがるこの世の中にうってつけだと思います。
5巻あたりのレビューで読むか迷いましたが、読み止めなくて良かったす。
ここまで最後まで読んで改めて前半の章のレビューを覗いてもらいたい。彼らは悪魔の行ってきた愚行のみを覗き、悪魔とは関わりのない他者の目線からの意見と捉えられる様に感じることが出来る。
最近のSNSと社会罰の問題をうまく現実に当てはめていたと思う。しかし許されるには中学時代が非道すぎる。現実レイプされて妊娠させられたら正気ではいられない。時がたてばイジメもいい思い出、なんて絶対にならない。むしろ人格形成に影響するから一生負の感情がついてまわる。ストックホルム症候群みたいに依存という言葉が使われていたが極稀な例。このような犯罪は絶対に許されてはいけない。たとえ少年であっても。
一巻がおもしろかったので
勢いで全巻読みましたが
途中から劇場チックというか
どこか薄ら寒く
使われている言葉が薄っぺらい印象でした。
問題提起したかったんだろうな、という部分はすごく伝わりましたが
私には響きませんでした。
とはいえ設定や構成は唯一無二的で
面白かったです。
最終巻だけでも多くの人に読んで欲しい。
子供たちが大人の噂を聞いて『正義』と雪玉を投げるシーン、何故か雪玉の一つ一つがSNSの攻撃のように見えてしまった。
大多数が是と捉えられやすい人の心理。弱さ。集団の怖さ。
悪魔は誰なのか、
人の善悪はどこで決まるのか、
赦しとはなにか、
贖罪とはなにか
事の大小はあるにせよ、間違いなく誰しもが現実世界で加害者になっていると感じた。
所々の設定やシーンが都合の良いように作られていて、作品としては星3
良い終わり方。
たしかに被害者からすると更生したからといって許せるようなもんじゃない。
ただ、許さなければたしかに生きる意味を失ってまた再犯してしまう。難しいなぁ
この漫画を呼んで最初はただの胸糞悪い漫画だと思ったけど、読むにつれて償いについて考えさせられる作品だと個人的には思った。あれだけの罪は許してはいけないけど、更生しようという行動とそれを認めることが必要なんじゃないかなぁ。そりゃ犯罪者がいたら不安だし快くは思わないけど、更生したかしてないか見極めてく努力を自分たちがしてかなきゃだと思いました!