虎様が信玄のところへ真っ直ぐ突き進んでくるシーンがとっても好きです。
愛しい女が、生け捕りどころか、駆けてくる、凄いスピードで。たった一人で。
まさか?!
下心が、敗因でしたね。
口吸いから、もう勝負は決まってたかな?先手必勝、シビレました!(死語w)
あと、繁信様が、村上様に討たれるシーンが、冒頭と、後半に分かれてるところや、槍が、怒りや怨みを込めて、一撃で貫通するところに、ゾクッとしました。
詩吟を長年やっている者です。鞭声粛々なんて聞き飽きたくらい、川中島の詩は馴染み深いのですが、この漫画を読めて良かったです。最初は「謙信が女性!?」と抵抗感がありましたが、読んでみると不思議で、みるみる納得し、続きを読みたいと思うようになりました。新しい視点、かつ、納得のいく視点で、詩吟にも大いに活かせそうです。多くの人に広めたいですね!とても素敵な作品をありがとうございました!!
信玄、謙信を気に入って連れ帰りたかったけど
弟と勘介がやられてシュンとして
謙信に「戦の最中に猫が死んだと泣くおなごのような顔してからに」って盛大に振るという二人の絶妙アダルティな関係がいい
漫画って素晴らしいですね。私、歴史全然興味なかったんです。ただ、ベルばら読んだらフランス革命前くらいまでの世界史は詳しくなりました。るろ剣呼んだら明治初期くらいの日本史は詳しくなりました。そして今回こちらを読んだら、名前だけ聞いた事あるわレベルだった上杉謙信と武田信玄に詳しくなりました。東村先生、歴史全部漫画にしてくれないかな。こんなに楽しく学べるなら。登場人物も一人一人とても魅力的でした。
よしながふみ先生の大奥もそうだけど、もし女性だったらの設定で巧みに史実と照らし合わせ、読者を納得させる、とっても素晴らしい作品でした。
箸休め的な解説と、ちょいちょい韻をふんでくる登場人物のセリフが楽しく、何より主人公のじゃじゃ馬からの艶っぽい女性へ、そして義の人であり漢らしい生き様に感動いたしました。
雪花の虎が大好きだったので、最終巻だなんて信じられず、この巻でまとまるはずもないとか思ってました‥。
が、さすが東村アキコ先生!
素晴らしい内容でした。泣けました。
最後までブレない虎さまが素敵。
美しいラストに大満足です!
ラストさいっこうでした!!信玄とお虎の再会まっじで痺れました…ぐ、これがエモい…!スピード感あって歴史漫画にしてはくどくない?ところが楽しい一作です。連載お疲れさまでした!!
もっと続くのかと思ったけど、最初からここまでの予定だったんですね。また歴史物楽しみにしてます!東村先生着物がお好きだし、いつか源氏物語とか描いてほしいです。平安貴族の噂話とか、恋愛のゴタゴタとか面白く描くのが上手そう。笑
221頁の信玄のセリフ「政虎」に違和感…そこは「勘助」じゃないかなぁ…?
作品は大好きです。ストーリーも絵も素晴らしい。終わってしまって残念なくらい。
これからも何回も繰り返し読みます。
鮮やかな組み立て、艶やかな人間関係。謙信女性説はかくあれど、女性の感性から見た勘にびっくりするくらいの説得力。脇を固めるは可能な限りの考察の骨太。冗長にならないストーリー、流石。お見事。
これぞ歴史エンターティント。
くどくない歴史解説、漫画として面白いんだわ。オススメ品、是非読んで。
「武運を」この言葉に、シロに感情移入して読んでいた自分を発見。めっちゃ嬉しくて奮い立つのな。