何年も前に購入して数回読んだが、31才になったいまやっとこのプレイを理解できた気がする。
しかし何回読んでも毎回違う捉え方すると思うわ

大好きな作品。弱い欲望は強い欲望を形作るためのピースになるというようなことが上巻で描かれてありましたが、下巻ではまさに小説家になるというコレットの願望のもとに、アイビーやエミールや小説家、そしてサカエやレオンがそのピースとして有機的に結びついていくかのようなラストは圧巻でした。願わくば、スピンオフでコレットの描くナナのその後の物語を読みたいです！！！

絵も物語も好きで2年前くらいに購入してから何度も読み返してます。安野モヨコさんの作品と世界観に惹かれて全ての作品を読みましたが特にこの作品とシュガシュガルーンが好きです！！！

ベスコメさんに倣って安野モヨコ先生のイラスト集を手元に置く感覚でこちらを買いました！
イラスト狙いでしたが、下巻の最後の方にある考え方は図らずしも私の人生にとって大切なものになりました。
辛いことは大抵これで乗り切れそうです。有難うございます。
(因みに上巻も美しくて、サカエがナナにくるくる堕ちていく場面がとても好きです)

巻頭のカラー絵がキレイで、紙で手元に置きたかったから冊子で買ったらカラーじゃなかった、、、
デジタル版はカラーで見られるのいいね