第5集までは、地動説を継承していく物語だと思っていたのですが、
恐らく、地動説は舞台装置の一つで、作者が本当に伝えたかったのは、「知」のもつ素晴らしさと危うさだったんじゃないかなぁと感じました。
彼の再登場は読者への警鐘かなと思います。
個人的には、第5集までの、地動説を継承していく物語が好きだったので、第6集以降は少し理屈っぽく感じました。
色々考えさせられる作品であったのは間違いないです。
なんでラファウ急に生き返ったんや?
面白かったーー!!!ノヴァクさんは悪役だけど家族を愛し、女性が勉強なんて、と言われる時代に娘のヨランダを勉強させたり、あの手袋が、、、、泣けました。最後はあのラファウが生きていたら、という仮定のもとのフィクションのよう。何が正しいのか。世界は背反に満ちている、、、
タウマゼイン、、、この世の美しさに痺れる肉体のこと。って、、確かに今の時代、クソみたいなことばっかりあるけど、綺麗な景色を見て風を感じたり、暖かい太陽の光に包まれたり、お風呂に入ってファァアとリラックスできたり、それらの感覚を感じれるのは肉体があるからだ。人間に生まれて大変なことたくさんあるけど、人間に生まれたこと最高だと考えさせられる。ラファウよ、12歳がなんちゅー言葉を使うねん。ったく痺れるぜ
毎巻太字の部分で目頭が熱くなる;;
こんなにアツい話は久しぶりに見た。今後の人生に影響を与えうる作品だと思う。
すごいものを見た
面白い、面白いと勧められて読み始めて、あっという間に読み切ってしまいました。
圧巻です。
漫画でこんな気持ちになったのは初めてです。
理解力も語彙力も足りてないけど、
生きているうちにこの作品に出会えて良かったと思いました。
知のあるレビューにうるさそうな人間にしか読まれなさそうな内容なのに、全巻満点評価...
すごい作品だ
なんというか個人的には今までの巻はスッと入ってきて面白かったのだが、最後の最後にハッキリしない表現が増えてモヤっとして終わってしまった気がする。
めちゃくちゃ面白かった。
巻数が太陽系の惑星の数と同じなのもおしゃれすぎる。
表紙の登場人物が皆空を見上げてるように見える。
時代や思想が変わっても皆見上げている宇宙(空)は変わらない。皆繋がっていることを表しているのかもしれん。
含みのある終わり方だったな。
「コペルニクスは当時主流であった天動説を覆す地動説を唱えた」
大きく歴史に残るのはこの一文で、その前の登場人物である彼らはただの「15世紀の人々」に過ぎない。
けれど多くの人々の「?」と探究心によってバトンが繋がれその一文が残ったこと、全ての歴史上の出来事の裏側にはたくさんの人生が乗っていること、改めて感じることができました。素晴らしい作品でした。
信念<「?」
それぞれの人物の変化が面白かった
最高でした
1巻からここまでいっきに読みました。鳥肌がすごいし、涙がとまらない。
最初から最後まで構成素晴らし過ぎた。
繋がってまた繋がって、最後まで心奪われ続けて最高な作品。
現代に繋がる締めくくりとしては別に真新しい手法でなく予定調和。という点を抜きにして最終巻分は微妙かな。途中までが良すぎた。
天文学以上に哲学的な話が大部分を占めていたように思います。それでいてストーリーもちゃんと面白いという…。
他の漫画では得られないような満足感でした。
暫くは何度も読み返しては星空を見上げて思いを馳せることになりそうです。
アニメ化でも実写化でもない。
是非舞台化をお願いしたい所存。