最近ヤングケアラーという言葉を知りました。私が同じ事をしなくても済んだのは、父の配慮だったと思います。共感する点はあるけど、家事も何もしなくて済んだ。母の面倒と私の育児を全部負担した父に救われたんだと思います。子供は子供であるべきだと思います。

鬱で精神科に通っています。数年前、先生にヤングケアラーだったということを言われて、初めてその言葉をしりました。
学生時代、親と旅行に行ったり、仲が良いエピソードを友達から聞くと、なんだか別の世界の話を聞いているようでした。なので、このタイトルはとわたしの気持ちを言語化してくれたようなきがします。
いま、私は子供がいます。とても不思議な世界にいるような気がします。子供によって生かされています。

ぜひ、購入してもらいたい作品です。

あからさまなDVがなくても、
大人と子供が逆転してるこういう家庭は
珍しくないと思う。
うちもそうだった。
子供の貢献でなんとか家庭は回ってるので
外からは歪さが見えないんだよね。
この作者さんはこうした未弱な親に
「毒親」ってワード使わないから好きです。
そのワード使ってしまうと
被害者意識から抜け出すのが難しくなって、
自分で自分に呪いをかける気がするから。

うちの母も突然死で58歳で亡くなりました。私もまたヤングケアラーでした。この本でヤングケアラー知ったけど、私もそうだったんだなと。ただ母が完全におかしくなったのは大学1年の時だったのでまだマシかも。いまだに夢で何度も母親が出てきて悪夢は見ます。でもこのコロナの時に生きてなくてよかったと心底思う。多分もっと発狂してただろうなと思う。母が死んだ後も苦しんでる人達のケアするところはないのかな。

前半の生い立ちのところは
似た経験をしたきたので、苦しさ無力感が伝わりすぎて泣いてしまいました。


自分生い立ちを誰かに伝えたい時や
家族に同じ病気で悩んでる人
この作品がわかりやすく表現させてくれている。
（だからあんなふうになってしまうのかが、わかりやすく描かれている）

子供なりの対策
感情をオフにしてしまえば大丈夫など
本当にリアルで細かいです。

大丈夫、愛情は家族以外でも貰えてるよ。

子供さんお味噌汁に毎日飲む用の薬入れてたね、普段薬を飲まないぽいので薬入れるなら定期的に入れてあげて…！

精神疾患がある人は短命になりやすいと知って、テンションが上がった事に驚いている。
お母さんの事、嫌いではないのにな…
でも私にした事一緒に暮らす孫に対してもしていて、何十年と経っても人って変わらないと知って、兄に追い出された母を拒否するくらいには一緒には暮らせないって思っているからな…
母が一人で暮らせるうちに、なんて願ってしまうのもまた本音なんだろうな。

とても良かったです。
自分自身、重なる部分があり泣いてしまいました。
人それぞれ悩みや孤独を抱えていて、それを他人が完全に理解することは出来ないけれど、寄り添うことで影響を与え会うことは出来るんだと再認識しました。
他人の気持ちを理解しようとする姿勢、行動を見習いたいです。
素晴らしい作品をありがとうございました。

社会福祉士を目指しているのですが、ヤングケアラーの話はもちろん、ソーシャルワーカーとしての関わり方や声掛けの方法などとても参考になるお話でした。一読者としても、社会福祉士を志す人間としても面白く素晴らしい漫画です。学校の非常勤の先生のような悔しい涙を流さないように、困っている方の味方になれたらいいなと思います。

子育てをしていて、過去の辛かったことがフラッシュバックする経験があります。
漫画のシーンでも、そこは心臓がバクバクして、まともに読めませんでした。ヤングケアラーとまではいきませんでしたが、親からの圧力だったり、怒りだったり、いきすぎる期待だったり…。まるで呪いのよう。今でも親に会うと、私が明るく振る舞わないとという義務感に。周りに打ち明けたくても、こわくて言えないんですよね。

ほんとに素晴らしいです。

「どうして自分のお父さんは、ほかのお父さんと違うんだろう。」祖父母は私にとってはとても優しくいつも温かく接してくれた。でも父にはそうじゃなかった。彼自身、心の病気を受け入れてもらえない関係が何十年も続きとても辛かっただろう。そして祖父亡くしてもそれは今も続いてる。小さい頃の私は、ただひたすら友だちのおうちが羨ましかった。この漫画に出会えて、症状は違えど似た関係があると知り、少し救われた気がします。

素晴らしかったです。あるサイトでと試し読みをし、すぐに購入しました。私はこの方のような幼少期ではなかったですが、気持ちがわかるところもあり読んでいて辛かったり頷きながら最後まで読みました。読んでよかったと思える作品です。迷っている方、ぜひ！読んでみてください！