私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記

私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記

更新ステータス
マンガ
作者
水谷緑
掲載誌
文春e-book
出版社
文藝春秋
5 (25)

内容紹介

“家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。親との関係に悩むすべての人へ。――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父――ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯など家族の世話を一手に担っている。母親の暴力に耐えながら「子どもらしさ」を押し殺して生きるのに精一杯だった彼女の子ども時代と、成人してからの「ヤングケアラー」としての自覚。 仕事、結婚、子育てを通じて、悩みにぶつかりながらも失われていた感情を取り戻すまでの再生の物語です。『精神科ナースになったわけ』『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』( 共著:斎藤環)ほか医療系コミックで累計25万部の著者が、2年以上の当事者取材から描きおろす最新作です。「ヤングケアラー」について理解を深めるコラムや、ヤングケアラー支援団体の紹介ページも収録。(※10代の当事者も読めるよう、総ルビとなっています)


レビュー14

5/52023/05/19 Miya

最近ヤングケアラーという言葉を知りました。私が同じ事をしなくても済んだのは、父の配慮だったと思います。共感する点はあるけど、家事も何もしなくて済んだ。母の面倒と私の育児を全部負担した父に救われたんだと思います。子供は子供であるべきだと思います。

5/52023/04/01 いろえんぴつ

鬱で精神科に通っています。数年前、先生にヤングケアラーだったということを言われて、初めてその言葉をしりました。 学生時代、親と旅行に行ったり、仲が良いエピソードを友達から聞くと、なんだか別の世界の話を聞いているようでした。なので、このタイトルはとわたしの気持ちを言語化してくれたようなきがします。 いま、私は子供がいます。とても不思議な世界にいるような気がします。子供によって生かされています。


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