面白いとは言いづらい事故ですが、面白いです。
50ページほどで記述も箇条書き的、今風の漫画ではありませんが、当時の記録をマンガという形で残す的な価値があります。

飛行機に一緒に乗らないと決めた事故でした。政治のくだらないしがらみで救助が遅れたなんて話もありましたな。

当時小6、テレビ速報テロップで「羽田発大阪行き日航機レーダーから消える」
という文字と夜中に延々と流れる乗客名簿…
大人になってトラウマを克服したく様々な本を読み、ボイスレコーダーを何回も聞いた。

圧力隔壁をめぐる事故究明、山崎豊子氏、ご遺族の手記…
中でも飯塚訓氏の「墜落遺体」「墜落現場遺された人々」「墜落の村」は著者の驚異的な記憶力と丹念な取材で、現場の凄まじさを疑似体験できると思います。