内容紹介
2005年の競馬界は、無敗の三冠馬ディープインパクト一色に染まった。最後の詰めの有馬記念では2着に敗れたが、ディープ様々の一年であったことは確かである。その影響があってかどうか、有馬で彼が敗れている頃、やまさき拓味氏の競馬関連漫画が立て続けに各誌で始まった。調教師もの、装蹄師もの、そして騎手もの即ち本作である。今のところこの3作品に特に関連は無いのだが、もしかしたらそのうち絡んでくるかもしれないので要注意だ。 さて本作であるが、前半主人公がまだ中学生ということもあって、「青春漫画」という雰囲気である。淡い初恋、友情、家族愛(実際は家族ではないが)と、懐かしい雰囲気の中物語は進んでゆく。競馬のシーンは殆どないが、馬や他の動物たちと元気に育ってきた主人公が、騎手になるとどうなるのか、という楽しみな感想を持てる。 そしてその主人公は今、連載の方ではトップジョッキーとなって癖のあるライバルたちと激闘を繰り広げている。彼の夢がいつ叶うのか、そしてディープのような馬は登場するのか、手に汗握りながら見守っていくとしよう。
コメント 12
2021/06/24 みーちゃん
うわ〜!この作品読めるの嬉しい!!!!
2021/06/16 CRAZEE
こちらの絵柄、読みやすくなってますね。目が疲れない… たしかに主人公が似てる(笑)