乙女戦争 外伝

乙女戦争 外伝

更新ステータス
作者
大西巷一
掲載誌
月刊アクション
出版社
双葉社

2,293


内容紹介

中世歴史戦記の名作「乙女戦争」外伝、いよいよ始動!! この「外伝I」は本編の前日譚。フス戦争勃発直前のプラハを舞台に、薄幸の乙女の戦いを描きます。1419年、ボヘミア王国の首都プラハでは権威的なカトリック教会とその腐敗に憤るフス派の対立が高まっていた。歴戦の傭兵隊長ヤン・ジシュカは、戦争が近いことを嗅ぎ取り、まったく新たな戦術を編み出そうとしていた。そんな頃、プラハに暮らす庶民の娘ヴィクトルカは、フス派の父が死罪となり、続く母の死去によって天涯孤独となる。彼女に思いを寄せる青年アントンは手を差し伸べようとするが、不器用で、自分の思いを口にすることができない。進退窮まったヴィクトルカはついに娼婦となる。絶望する彼女の前に、市庁舎の窓から放り投げられたカトリック司祭が落ちてくる。負傷した司祭が助けを求めると、彼女は衝動的に彼を殺害するのだった…!(なお、続く「外伝II」は後日談となります。乞うご期待!)


コメント 15

2024/11/10 nemodoa

アントン顔と言動で嫌な奴かと思ったが全然良い奴だった なんかごめん

2024/11/01 ウルフリック

麦角中毒はライ麦の専売特許のようなもの。永らくライ麦のパンつまり黒パンは金持ちや貴族は食べず貧乏人のパンだったので、麦角中毒は貧困層固有の病気だった。だが、黒パンを食べれる者は貧困層でもまだマシで、更に貧乏になると燕麦の粥で命を繋ぐ。燕麦は馬が好み馬糧として流通していたので家畜の餌を食うという事でとても惨めに感じていたのである。


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